- 第83回 こだわり通信
- 2010.6.11
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毎度ありがとうございます。
新入社員やアルバイトの方が4月に入られてから早2ケ月が経ちました。弊社にも8人の新入社員が入り、日々社会人としての修行中です。当然皆さん1日も早く1人前になってもらいたい、という思いで教育されていらっしゃることでしょう。人材教育はお店や会社の成長にはなくてはならないもの、というのは皆さん十分に承知されていることと思います。 そんな中今回は、「子育て」にフォーカスし教育≠ノついて書かせていただきます。子供が育つ魔法の言葉【子は親の鏡】
- けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
- とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる
- 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
- 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる
- 子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
- 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
- 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
- 励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
- 褒めてあげれば、子どもは明るい子に育つ
- 愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ
- 認めてあげれば、子どもは自分が好きになる
- 見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる
- 分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ 親
- が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る
- 子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子どもに育つ や
- さしく思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ
- 和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる
子育ても社員教育も親であり上司の心の根底に愛情≠ェなければ育つものも育たないと言うことでしょう。マザーテレサは「愛情の反対は無関心である」と言っています。まずは関心を持ち、お互いを認め合うことが大事なのではないでしょうか?
不況に打ち勝つ強い人財を愛情もって育てていきましょう。柴田屋酒店 柴健宏
- “KODAWARI”の良店紹介
温か・ほんわか・熱々ピッツァ
「杉並 まん月」 -
□こんなお店です
日本酒の取り揃えが常時80種。さらに毎週6種類くらいの新しい日本酒を入れていっている。ある意味オタク な手打ちの蕎麦屋です。よっぽどお酒が好きな方かとご店主の小幡様にお聞きすれば「いえ、21歳まで一滴も 飲めませんでした」飲まなかったではなく飲めなかった!それは蕎麦屋として蕎麦のことを修行していたからで すかとお聞きすれば「絶対親の跡を継いで蕎麦屋になる気なんかまったく無かった」とおっしゃいます。 うーむ中々強敵です。それでも家庭の事情で致し方なく(ご本人曰くです)跡を継ぐことになったときに「ただ の蕎麦屋にはなりたくない」と思ったそうです。受け身から始まった小幡様のロードオブ蕎麦の物語が始まるの です。夜は調理師学校に行き、お店の定休日には料理が多くお酒が飲める蕎麦屋に修行に行き、そんな歳月を4 年間。その間に結婚も子作りもしていらっしゃるのですからとんでもないバイタリティです。ご苦労なさいまし たねと振ると大笑いなさいます。只者ではない。本当に明るい楽しいご店主なのですが、一瞬見せる厳しい視線 は職人の目でした。真摯に取り組んできたご自身のご苦労を笑い飛ばすところにスタッフさんが皆長続きしてい る秘訣ではないかと思います。昼は普通の蕎麦屋なのですが、夜はご店主曰く美味しい料理と日本酒を楽しんで締めに蕎麦を一杯召し上がって いただきたい。言葉通り料理のメニューが蕎麦屋の範疇ではありません。私が感嘆するのが蕎麦屋としてのつま みである蒲鉾や玉子焼き、蕎麦味噌なども秀逸なのですがそれ以上に季節を追った料理に取り組んでいらっしゃ るところが凄いと思います。
私がお伺いした3月の上旬で生しらす丼をいただきましたし、夏には鱧に取り組ん でいる。鱧の天ぷら蕎麦なんてやる方はいないかもしれないけれど食べてみたい取り合わせのように思います。
「絶対に天麩羅が美味い店にしたい」何か小幡様は思い込んだらとことんいける方のようです。
天麩羅、確かに 美味いです。そんな姿勢がお酒にも向けられたのでしょう。今では蔵元様が飲みに来てくれる店になり、希少な 日本酒も手に入れられるようになった。どうして知り合ったのですかとお聞きすれば「いや、こっちから訪ねて いった」とのこと。蔵元も最初は迷惑だったかもしれません。その一歩一歩が先日「酒蕎の会」という武の井酒 造の杜氏さんを招いての料理と蕎麦と日本酒の会を開催できるまでに至ったのだと思います。それもまん月向け のお酒を造ってもらえる。小さな街の片隅にまだまだお若いけれど道を求めている方がいる。素敵です。
私の印象ですが、まん月さまの蕎麦は「温」で美味い。これって希少です。「温」で美味いということは、ハイ! きたら直ぐに伸びないうちに食べる気合が必要です。
住 所 杉並区和田3-10-3
地下鉄丸の内線東高円寺下車。蚕糸の森公園を抜けて和田商店街へ出ればすぐです。駅より徒歩7分。電 話 03-3381-2770 営業時間 月〜金 11:30〜14:00 18:00〜23:00
土 11:00〜23:00
日・祝 11:30〜22:00定休日 木曜日(月に一度連休有) 席 数 50席(個室もあり) URL http://www18.ocn.ne.jp/~mangetsu/ お客様応援室 出 和樹
【今月の目次】
・こだわりの良店紹介「杉並 まん月」
・「お客様応援室」より〜「守、破、離」−4
・Change the MENU!!「レッドブル」
- 「お客様応援室」より~「守、破、離」−4
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こだわり通信読者の皆様こんにちは。
好天候に恵まれたGWも終わり。各交通機関、道路は前年以上の人出があったようです。ということは街場の人がいなかったということで、都内の飲食店は苦戦したお店もあったのではないかと思います。大型連休というのも良し悪しですね。ニュースで「築地市場離れが加速」都内の3市場で営業する水産卸売9社が、2008年度の総合決算で経常赤字に転落したことが、都の調査でわかった。というものです。前年(2007)から一気に赤字に転落だそうで理由は築地市場の老朽化がスーパーなどの大口発注を処理しきれなくなり受注が減ったというものと、不況のあおりもあるようです。飲食だけを見ると「鮮魚」という業態は増えているように思います。あと「ホルモン系」も。築地市場を通さない流通がどんどん整備拡張されてきた証拠のように思います。築地市場を通さないことによって価格は安く、そして直送できれば新鮮な魚が手に入る。良いことと思いますがこれが漁業従事者の利益になっていくことを私は望みます。魚って湧いてくるもんじゃないですよ。板子一枚下は地獄という世界で漁師の方が捕ってくるものです。
さて「守、破、離」
目配り」がどんな状況の中でもできるようになると、五感が研ぎ澄まされてきます。自慢話をすると店長をしていた昔、出勤して店内に入った瞬間に電球が切れているとかBGMの音量が違うとか室温が高いとか低いとかを直ぐに気がつけたものです。今は駄目ですけどね。「目配り」から気がつけること。これがあなたのサービスを新しい世界に導きます。これはお客様の立場に立ってとか自分がして欲しいことをお客様にして差し上げるというような難しいことに言及するつもりはありません。「何故?」が出てくることだと思っています。「目配り」が届くようになってお客様の表情、姿勢、お顔の向き等々「何故だろう」と思うことができれば「推測」することができます。そして「確認」「実行」。お一人のお客様が立ってテーブルの周りを気にしている。- 「推測」 ・・・・・・
あのお客様は先ほどお帰りになったお客様だ。戻ってきて自分の座っていた席を気にしている。お忘れ物かな。 - 「確認」 ・・・・・・
「お客様、いかがなさいました?お忘れ物ですか」「いや、そうなんだよ。ライター忘れちゃってね。無かった?」 - 「実行」 ・・・・・・
「それは良かったです。お忘れ物としてお預かりしています」「お客様がお帰りになった後にテーブルを片付けた時にはございませんでした。申し訳ございません。どのようなライターでございますか。私も探します」
何かうろうろしているお客様がいるなあ。とはえらい違いです。お客様側からの接触がないと反応しないという のは本当に問題外です。
こうなると模範としていた方のサービスの模倣から脱していけるのではないでしょうか。
毎月行なっております「柴田屋営業勉強会」時間帯は厳しいですが、2週続けて聴きに来てくださったオーナー 様がいます。嬉しいですね。これから開業を考えている方は是非、タダですし。私も刺激になります。6月8日(火)19:00〜20:30 柴田屋会議室
7月8日(木)19:00〜20:30 柴田屋会議室
お申し込みは各担当営業に声を掛けてください。お客様応援室 KHM有限会社 出 和樹
- 「推測」 ・・・・・・
- Change the MENU!!「レッドブル」
- 皆さんこんにちは!萩原です。
さて、今回の内容ですが、「レッドブル」をテーマにメニュー提案をさせて頂きます。
なぜ、「レッドブル」を選んだかというと、クラブでは元々流行っていたドリンクですが、最近は和食店様での使用店舗が増えている商品だからです。 何の割材でも大抵は相性がいいドリンクとして、好評なので、ご提案させて頂きます。
もちろん4の日試飲会でも飲めますので、是非お越し下さい。
【メリット】
- レッドブルさえあれば何の割材もほとんど合います。
- レッドブルは割材としてではなく、飲料としても飲めます。
- 非常に飲みやすく、女性、もおいしく飲めます。
- ドリンク内容に飽きたお客様が他のお酒と割って楽しく飲める。
- 価格もお手ごろです。
- 柴田屋酒店からは1本から発注可能。
【飲み方】
ドリンクとしても、飲めますがグラスに割材を入れてレッドブルを注ぎます。後はレッドブルが残った缶ごと一緒にお客様に出すだけです。オペレーションもすごく簡単です。【新メニュー提案】
- 「盛BULL」(何か某ビルの名前みたい・・・。)
泡盛をレッドブルで割ります。(一見、泡盛の高い度数にレッドブルの味が負けてしまいそうですが、なんと泡盛のフレーバーと味がマッチします。) - 「リモBULL太郎」
リモンチェロをレッドブルで割ります。
(リモンチェロのレモン風味と味がレッドブルの酸味に非常に合う、元気カクテルです!!) - 「ホワイトレンジャー」
白ワインとレッドブルの組み合わせ。
(白ワインの酸味、レッドブルの微炭酸が合わさってスッキリ夏向けのカクテルです。) - 「レッドVOLL」
ブランデーのVOをレッドブルで割ります。
(ブランデーの独特の味わいをレッドブルが引き立てまろやかになり、非常に飲み口がいいカクテルです。)
上記のドリンクの提案であったように、どんなお酒にも相性がいいドリンクです。 是非、皆様も試飲して頂き自分だけのカクテルを作って他のお店の差別化にしてみてはいかがでしょうか?よろしくお願い致します。
柴田屋酒店酒店 萩原 航