こだわり通信
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第130号〜
第120号〜
第68回 こだわり通信 
2009.3.11

いつもありがとうございます。 巷では、『100年に1度の大不況』などとマスコミ各社こぞってはやしたてています。 こういう時によく聞くのが、「ツイてないよなー」とか「運が悪かったよな」といった言葉。
皆さんは、運≠竍ツキと聞いて何を連想しますか?受身・他人事・神頼み???。
今回は、この運(ツキ)について書きます。

運(ツキ)について
ツキとは何か、出会いである。
運とは何か、ツキの連続である。
ツキも運も人が運んできてくれる。
ツキこそ実力、どんなときでもツイていると思え。
ツキや運は自分の労力ではつかない。
他人が与えてくれるもの。

成功する人間の4つの共通点

  • 『とんでもない夢』を持っている。
  • 『強い熱意』をあきれるほど長く持続する。
  • 『徹底したプラス思考』の持ち主である。
  • 『ツキのある人間』が集まってくる。

成功とは、そこに集まった人々のツキと運の集積である。未来を創造するのは予感である。10年後、20年後に現実になるのは、自分の予感した通りの未来である。いかによい予感を持つかが大切。予感が現実をつくる。 感謝した者勝ち、先に感謝してしまった者が勝つ。 感謝というのは脳を「快」にし、ツキを呼び込む究極のワザである。

プロのビジネスマンにとって一番大切なものは「人にどう思われるか」、見た目でいい、評判でよい、実際に優秀であるよりも、優秀であると思われるほうが大事。あの人は成功しそうだと思われることが、ツキや運を得る必須条件、ツキや運は他人が運んできてくれるものだから。

ちょっと聞くと人にゆだねているように聞こえますが、大切なのは自主的、積極的、肯定的にお客様・従業員様と本気で関わることなのではないでしょうか?

柴田屋酒店 柴健宏

【今月の目次】
こだわりの良店紹介 東京銀座「Ton−Sai銀座店」
「お客様応援室」より〜繁盛店を造る


“KODAWARI”の良店紹介
楽しくなければワインじゃない!
東京銀座「Ton−Sai銀座店」

住 所 東京都中央区銀座8‐5 銀座ナイン1号館1F      
新橋駅銀座口 ヤマダ電機生活館側に渡り、内堀通りを銀座方面へ。高速の下。  
電 話 03-6254-5987  
定休日 年中無休 営業時間 平日17:00〜23:00   
客単価 3,000円前後 飲物2杯〜3杯 料理2品  
ぐるナビ  http://r.gnavi.co.jp/a503010/

Ton−Sai銀座店「ちょっとワインが飲みたい」 食事が先に決まって、その上でワインが決まる。
そうじゃない日というのもありますよね。決して重苦しくなく、ボルドーグラスをクルクルと回しながら眺めつつ、しかめっ面をするわけでなく。
「ちょっとワインが飲みたい」
そんな日にTon-saiのようなお店があったら、これはど真ん中ストレートって感じじゃないでしょうか。
だって「楽しくなければ、ワインじゃない!」ですもの。
料理もあれやこれやと少しづつ楽しめるタパス(小皿料理)ってのもいいですよね。一人だってみんなでワイワイだって、肩肘張らずになんとなくこのお店のドアをくぐれそうです。
そんなお店の魅力を笑顔が素敵なチーフサーバーの島崎真代さんにお聞きしました。

島崎真代さん ワインが飲みたくなったら、来て欲しいと思っています。ワインは2000円 〜5000円台が中心で、グラスでの販売も日々変えたりして毎日でも楽しんでいただけるよう頑張っています。
ワインを選んでいただくのもお席でメ ニューを見ながらではなくて、お客様と一緒にワインの棚まで行ってお薦めしています。
ですのでワインはメニューがありません。グランドで70種位 とその他にお薦めワインも毎日用意しています。
お客様とお話しするきっかけにもなるしとても楽しいです。なんと言っても「楽しくなければ、ワインじゃない!」ですから。
お客様は6割くらいが常連のお客様で、毎回同じワインを飲む方、毎回お薦めするワインを飲んでくれる方、毎回違うお客様を連れて来てくれる方。客層も若い方から少しシルバーまで幅広くご利用いただいています。
料理もグランドメニューだけでなくて、毎日のお薦め料理があって、ホールスタッフで味見してお薦めするワインをそれぞれ選んでいます。
ワインはインポーター様からの紹介や試飲会などで、自分たちで飲んだことのあるワインを選びます。

お客様応援室 出 和樹

「お客様応援室」より~繁盛店を造る

こだわり通信愛読者の皆様、2月はいかがでしたか。もとより外食欲求の低い月ですし、日数もありません。
昔から2,8と言いますが、8月は昔より商売はし易くなりましたが2月はそれほど強く打ち出せる月ではないのは変わらないと思っています。総体的に売上が落ちていて2月も必死に売上を作りにいかなければならないようになるとしんどいですね。年間のスケジュールという観点で見ると1月の中旬から2月は、3月、4月の繁忙月への内部の準備期間にできるといいのですが、私は現場を預かっているときはそんな風に捉えて教育や販促の下地の月にしていたように覚えています。今から思えばのんびりとしていたのかなあと。しかし、売れるときにきっちり売っていくためには、ただ営業していても叶わないと思うのです。

それでは本題です。

○選ばれる店とまでは言いません
 お客様がさて、今夜は飲み(食事)に行こうかと考えたときに皆さんのお店が筆頭に思い浮かぶのが一番です。
 しかし、お店の情報がこれだけ氾濫する時代に永い期間そのお客様の一番であり続けることは安易なことではありません。お店を選択する要素で「美味しい」「リーズナブル」「便利」この要素だけでは、競合したときに勝ち続けることは難しいでしょう。筆頭に思い浮かぶお店でなくてもいい。せめて5位以内に思い浮かぶお店をイメージして目指してほしいと思います。そのための要素は何でしょう。いや、うちは1番になりたいとした何が必要でしょう。「人」であると思います。情報が氾濫し、お客様は新しいお店に気軽にチャレンジしていける現在、それでも失敗したくないと思っているお客様に対し皆さんのお店が5位以内入るためには、お客様にこんな風に思っていただけることが必要ではないでしょうか。
「料理は美味しいし、まずまずリーズナブルだ。でも一番はお店の従業員が素晴らしいから、気分がいい店なんだなあ。君に会いたくなるんだよ」  もう一つ、皆さんのお店はお客様がさてどこかへ行こうかとなったときに、シチュエーションは友人と食事にしましょうか。「おい、今夜は〇〇にしておこうか」なのか「おい、今夜くらいは〇〇に行こうか」どちらでしょう。その要素は単価(会計金額)なのか、使いやすさ、居心地なのか、自店舗のお客様が持つ利用動機と単価をきちんと把握しておくことが必要でしょうね。
 多種多様多単価のお店がある中で、この不況感の中で置いていかれるお店の筆頭は先ず持って料理と単価が釣り合わないお店だと思います。決して安いことが良いと申しているわけではありません。最近単価が上がっていて、または単価を上げることによって(重ねて言いますが商品1品の価格ではありません。最終的にお客様がお支払いになった金額のことです)助かってます。というお店は業態が単価にマッチしていますかということで。
お気に入りのお店から「あそこは案外高いんだよなあ」となってしまっては、ヒタヒタとお客様は離れていってしまいます。もちろん!「うちは安いんだからこんなもんでいいんだ」は言語道断ですが。

□お店の在り方
 お店が成立する要素を考えてみましょう。
 ●MARKET
 お店の「立地」「市場規模」「市場特性」のことです。この要素はとても大切でしっかりと把握していなければならないのですが、既にお店が存在している方にはあまり意味がありませんね。これから出店していく方には  立地をよく検討してほしいと思いますが、既存店の売上が落ちていることを「MARKET」のせいにしても  何も変わらないからです。ですのでこれはこれで要素ではありますが、私はスタッフにとって何の意味もない と考えます。

 おっと、紙面が尽きました。以下次号

お客様応援室 KHM有限会社 出 和樹

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