- 第33回 高まる上海のワイン熱!!
- 2006.4.12
-
上海ではワインブームが起きています。
2005 年のワイン消費量が中国伝統蒸留酒、白酒を始めて抜いたのです。
原因としては、上海で暮らす外国人が増えているという事も有りますが、経済的に豊かになってきた中国人が西洋に対するあこがれが出てきてワインやブランド品、高級アクセサリーの需要が増えてきているのです。紹興酒も最近は防腐剤や甘味料の過剰添加により問題になってきています。中国伝統の酒、紹興酒の座をワインが脅かす日もそう遠くはないかもしれないです。 - 発想の転換で得た購買意欲・・・・
-
ある店長が商品である猫の貯金箱を落としてしまいました。耳の部分が取れてしまって、普通であればその商品は処分することになります。しかし その店長は「耳が欠けているからこそ欲しいと思わせたい」という発想をもちました。
そこでPOPに 「私は耳をケガした猫です。おかげさまで元気になりました。誰かかわいがってくださる方を探しています。」 と書いたのです。するとすぐに売れたのです。
こんな発想でもお客様の気持ちは動いたのです。それと意欲でしょう!どうやって売ろうか?お客様にどう伝えると心が動くか?その気持ちを伝える意欲が強かったのだと思います。
- わたくしごとですが・・・
-
最近、自分の生活環境を自分から変えようと努力しています。いつも自分ができなかったことをやってみています。恥ずかしいからとか、めんどうだからだとかそういった気持ちになったことを積極的に行動して変えてみています。 自分の32年間を否定することではなくて、1歩前に出ることのできなかった自分を修正しようと努力しています。そうすることにより、自分の周りの環境も結果的に良くなってき たりするのを最近実感しています。皆さんもそういった自分を持っていたりしませんか?
柴田屋酒店 柴 寛宏
- ビールの王冠のギザギザの数はなぜ21個?
-
今回は、瓶ビールの栓のギザギザについて書いてみました。
どのメーカーのビールでも、ビールの王冠のギザギザの数は21個と決まっているのは知っていましたか?
はたして王冠のギザギザは、なぜ 21 個なのでしょうか?この王冠は、19世紀末、ウィリアム・ペインターによって考案されました。彼がこのフタを『クラウン』名づけたため、日本では王冠と呼ばれることになったのです。
それまではビールも、ワインと同じコルク栓が使われていました。
ただ、コルク栓だと開栓の度に中身が噴き出してしまい不都合であり、単価的にも見合わなかった。
そこで、彼はビールの炭酸ガスが抜けない栓を作れないかと研究を重ね、その結果、王冠に21個のギザギザをつけるという方法を考案したのです。考え方の基本は、物を固定するには、2点、4点よりも3点で支える方が安定するという力学の常識。
だが、ビールの栓を3ケ所だけで固定すると、炭酸ガスが抜けてしまう。そこで栓がピッタリできるよう3の倍数である21個のギザギザを作ったところ、うまくいったのです。
この王冠の優れた点は、王冠の裏にコルクを貼り付けたことで、これによってビールが直接、金属部に触れないし、王冠が瓶の口にピッタリついて炭酸ガスが抜ける心配がなくなりました。王冠はまさに画期的な発明だったのです。
その後、各ビールメーカーでは試行錯誤を重ね、ギザギザの数を増減させた事もあったようですが、ついに21個タイプを上回るものは作れなかったようです。
柴田屋酒店 深田良一