こだわり通信
会社案内
第130号〜
第120号〜
第50回 こだわり通信 
2007.9.13

【今月の目次】
ニュースフラッシュ 
インポーター試飲会情報
“KODAWARI”の良店紹介 東京新宿「えんまんや」
「お客様応援室」より
この秋・冬はフランチャコルタで乾杯!

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

まずは自己紹介から、『柴田屋酒店 業務用卸本部 柴 健宏です。今期1年間表紙を努めさせていただきます。皆様に業界のホットな情報をお届けすべく誠心誠意頑張らさせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。』
今月より我が柴田屋酒店の第39期がスタートいたしました。それに先駆け9/9(日)に経営計画発表会をおこないます。この経営計画発表会を始めて、はや6年になります。

我が社は、この経営計画書をつくり、経営計画発表会をおこない、月次決算をするようになってから、どんどん良くなってきました。自分達が今どこに向かって何をすべきか、ということがはっきりし、そこに向かって社員全員が【絆】をもちながら一丸となって前進しています。もしも何か壁にぶつかり行き先が見えなくなったとしても今の柴田屋酒店は、そく地図(経営計画書)を開き、再び正しい方向へ進むことが出来るようになりました。経営をするものにとって本当に心強いことです。
このすばらしいアイテムに出会えたことを心から感謝すると共に、導いてくださった“古田土公認会計士事務所 吉田専務”には心から御礼申し上げたいと思います。

最後になりますが、今回新しくなった経営計画書の中から、柴田屋の志(今年一年どういう会社にするのか)を書いて終わりにしたいと思います。

Mission(ミッション)・・・
『飲食業界の発展に貢献し、社員に夢と希望を与える会社にします!』

今後とも柴田屋酒店をよろしくお願い申し上げます。

ニュースフラッシュ 

 こんにちは!柴です。暑くなりましたね。夏真っ盛りですからね。ビール片手に気の許せるやつらと飲むって・・サイコー!です。 さて今回のニュースフラッシュはサービスをして他店と差別化をするということです。

 皆さん、最近こんな風に思ったことってありませんか?自分のお店はこういったお店だからこんなものでいいとか、うちはお客様がそんな事は求めていないとか、まだ試してもいないのにそう決めつけていたりする事はありませんか?

「うちは居酒屋だから取り皿かえなくていいか」とか

「うちは人が足りないからお客様に手をあげさせてから注文を伺えばいいや」とか、どこかで妥協したり、これ以上はいいだろうといいわけをつけて行動を抑えていませんか? 

 もし思いあたるようであれば、早くその気持ちを消してしまいましょう!もったいないですよ!せっかく可能性があるというのに妥協というふたで口を塞いでしまっているようなものですから。

実はお客様はもっとコミュニケーションとりたいと思っているかもしれません。
思った以上の事をしてみたら、新しい発見があるかもしれません。
いかがでしょうか?

柴田屋酒店 柴 寛宏

インポーター試飲会情報

2007年 9月20日(木) 
13:00〜17:00 株式会社ファインズ様主催
【テーマ】お勧めボルドー、ブルゴーニュ、スペイン等、約30品目
(会場) 渋谷区道玄坂1-19-2スプライン3階 ファインズ内 試飲会議室 03-6415-3082 お申し込み先 ファインズ営業部 fax.03-6415-3087

2007年 9月25日(火) 
14:00〜17:00 株式会社 ワイン ウェイヴ様主催      
【テーマ】グランド、新商品、約70品目   
(会場) 中央区銀座2-10-2 ホテルモントレ銀座 
お申し込み先 株式会社 ワイン ウェイヴ 平栗様宛 fax.06-6766-0270

2007年 9月26日(水) 
12:00〜17:00 有限会社 ザ・ヴァイン様主催      
【テーマ】新ヴィンテージ、新商品他
(会場) 渋谷区猿楽町29-18ヒルサイドテラスE棟 03-3496-2940
お申し込み先 有限会社 ザヴァイン 武石様宛 tel.03-5458-6983 fax.03-5458-6984

2007年10月 2日(火) 
10:00〜17:00 株式会社 モトックス様主催      
【テーマ】秋の輸入ワイン グランド試飲会
(会場) 港区新橋1丁目2-6 第一ホテル東京 5階 ラ・ローズ 03-3501-4411
お申し込み先 株式会社 モトックス 大橋様宛 tel.03-5771-2823 fax.03-5771-2824

2007年10月 3日(水) 
12:30〜17:00 日欧商事株式会社様主催      
【テーマ】秋冬のワイン試飲会 (会場) 港区北青山3-6-8青山ダイヤモンドホールB1F サファイアルーム 03-5467-2207
お申し込み先 日欧商事株式会社 鎌田様宛 fax.03-5730-0322

“KODAWARI”の良店紹介
東京新宿「えんまんや」 

東京新宿「えんまんや」  こんにちは、柴でございます。みなさんまだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?これから季節が変わるにあたっていろいろと忙しくなると思いますが、柴田屋と一緒に乗り切りましょう!

 さて、今回のKODAWARIの良店は「えんまんや」さんです。新宿本店と新宿西口店、池袋西口店の3店舗あります。九州の食材を使って地のものを東京で食べてもらおうとはじめました。

東京新宿「えんまんや」  こだわりその1は、もつ鍋です。もつ鍋は九州の牛を使っていて、大腸や小腸、ギアラ、ミノをブレンドしてお客様に出しています。スープはしょうゆとみそと選べます。しょうゆは九州のいりこ(ニボシ)とかつおの厚く切った削り節をベースとしていてコクがありながらさっぱりした味わいです。みそは八丁と信州味噌を使い企業秘密のスパイスを加えています。(教えてくれませんでした・・残念!)最後のラーメンがたまらないんですよね!

  こだわりその2は、馬刺しは熊本からチルドで入る新鮮な物で赤身とたてがみ、ふたえごの三部位をご用意しています。地元では、赤身とたてがみをはさんで食べるのが通なのだそうです。私も早く試してみたいです!しょうゆも馬刺し専用の物を用意しています。

東京新宿「えんまんや」  こだわりその3は地のお酒です。九州の日本酒と焼酎を取り揃えてます

お店も3店舗ありますが三種三様で写真の新宿西口店はゆったりくつろげる掘りこたつタイプで新宿本店はロフトタイプの客席でウェイティングバーあったりとおもしろい店作りです。また、池袋西口店は夜景のきれいなおしゃれな内装です。

東京新宿「えんまんや」全部のお店の写真は載せられませんでしたので、実際見に行ってみてはいかがでしょうか?今ご紹介したメニューだけでなく、いろいろな九州の郷土料理が食べられます。 
  新宿、池袋とありますので、行ってみたらいかがですか? ホットペッパーにも載っていますのでさがしてみてください。

新宿本店  03-5292-5141
新宿西口店 03-3345-5776
池袋西口店 03-5950-8152

柴田屋酒店 柴 寛宏


「お客様応援室」より 

 こだわり通信ご愛読の皆様おはようございます。
今年の夏は暑かったですね。あまり暑いと外食は鈍りますし中国産の食品問題で外食はいまいちという感じでした。
 食品問題はお客様の関心を大きく捉えたようで「AERA」という雑誌の特集号で輸入食品を取り上げた号があったのですが、私が入手できたのが4軒目の書店でとてもよく売れたところからも関心の強さが感じられました。 本当に難しい状況を迎えたと思います。

 人の雇用も益々難しく、今回は雇用をどうするのではなくて、「何故スタッフは辞めるのか」を2回に分けて考えたいと思います。 お金をかけ、やっとのことで雇用したスタッフがあっという間に辞めてしまう。今どきの奴は・・・と嘆いていませんか。 今どきの子はという言い方は私自身嫌いなのですが、確かにあっという間に辞めてしまうことは昔より断然多いと思います。
  それは他にいくらでも仕事があるという点とコミュニケーションにおける我慢をできない子が増えていることが要因と思います。仕事や他のスタッフ、社員に馴れる前に何か気に入らないこと、不安に感じることがあると辞めてしまうのです。

 しかし、この根拠を逆手に取れば馴れて人とのつながりができれば済むということですね。 実際リクルートのアンケートでもアルバイトを続ける理由の一番は時給ではありません。 採用したスタッフの初日によく来てくれたねとウエルカムの態勢はできていますでしょうか。ユニフォームやバッジをきちんと用意してあげていますでしょうか。いきなり作業をさせてないでしょうか。みんなに紹介していますでしょうか。 雇用して20時間から30時間が勝負です。この期間にスタッフの中に溶け込ませることができなければそのスタッフは辞めてしまいます。

・初出勤日にお店に入ってきた時にスタッフ全員が新しいスタッフが来ることを知っていて迎えてあげることができる態   勢を作っておくこと。

・ユニフォームやバッジ、タイムカード等が事前に用意されていること。

・オリエンテーションを1時間でもいいから行うこと。どんなお店なのか、どこになにがあるのか、なにをしたいお店なの かきちんと伝えると伴に新しいスタッフを理解してあげましょう。

・みんなにきちんと紹介してあげましょう。

・まかないがあるなら新しいスタッフが一人でぽつんと食べないで済むように既存スタッフに手配しておきましょう。  20時間〜30時間は専任でトレーナー(お兄さん、お姉さんというイメージで)が付いてあげられるといいですね。

・これくらいできて当たり前と絶対に思わないこと。できないことが当たり前なのです。

・仕事の終わりには声をかけてどうだったか聞いてあげましょう。

・新しいスタッフをどう叱ったら理解できるのかわからないうちは絶対に怒ってはいけません。  (怒り方、叱り方は千差万別です)

・最近のスタッフはお客様を怖がります。お客様は怖くないということをじっくりと教えてあげてください。

・今さらながらに山本五十六でもないのですが、「やってみせ、やらせてみせ、褒めてやらねば人は動かず」です。

新しいスタッフが仕事中に顔が上がって視線が合うようになる、他のスタッフと携帯のメールアドレスを交換している。 こうなればもう大丈夫。ひとつバーを越えたとみてよいでしょう。

お客様応援室  出 和樹


この秋・冬はフランチャコルタで乾杯!

フランチャコルタ  皆さんフランチャコルタD.O.C.G.をご存知でしょうか。
イタリア北部、ロンバルディア州(ファッションの街ミラノが州都)の中央辺り、フランチャコルタと呼ばれる丘陵地帯で造られたスパークリングワインを指します。今ではイタリア国内でフランチャコルタD.O.C.G.は「イタリアのシャンパーニュ」と呼ばれ、また高品質スパークリングワインの代名詞となっています。「イタリアのシャンパーニュ」と呼ばれる事から分かるように、二次発酵(ワインに発泡をもたらす発酵)はシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵になります。

 北イタリアに各州にかけて幾つもの美しい湖が点在する湖水地方があります。それらの湖は氷河により形成されたもので、狭く細長いのが特徴で、多くの風光明媚な観光地や保養地がありますが、中でもひと際美しく他の湖に比べると小さめで、高い山々に囲まれた魅力的なイゼオ湖があります。湖の北はもうアルプスで、湖の南に氷河の移動によってできた丘陵地帯がフランチャコルタです。60年代、このエリアの大手ワイナリーに勤務するある醸造家が、この土地の白葡萄(ピノビアンコとシャルドネ)でスパークリングワインを造れば上質で複雑な味わいを持つそれが造れることに着眼し醸造、70年代後半にその造り手は一気に増えました。現在フランチャコルタD.O.C.G.のトップワイナリーと目されているカ・デル・ボスコ社やベッラヴィスタ社のファーストヴィンテージもこの頃です。

フランチャコルタ  ところで発泡性のワインは、基本的に発泡させる前(二次発酵の前)のベースワインが重要となってきます。このベースワインが美味しくないと、美味しいスパークリングワインは造れないといっても過言ではありません。その点でここフランチャコルタの土地は、昔氷河が運んできた多種多様な土壌が葡萄に複雑みを与え、アルプスからの冷たい風が吹き寒暖の差が大きく、繊細で優美な香りを持つ葡萄をもたらしてくれます。あとはその葡萄を元に、各ワイナリーが、おのおのの理念に従ってエレガントな味わいや、あるいはふくよかで力強い味わいのベースワインを造り(使用品種はピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネロ)、約2年ほど瓶内二次発酵をさせてから出荷しています。

 フランチャコルタD.O.C.G.の特徴は、泡のきめの細かさや、各造り手で異なる味わい、

 味の複雑さですが、シャンパーニュとほぼ同じ手間をかけていながら、価格はシャンパーニュに比べリーズナブルなところもポイントです。日本では知名度においてフランチャコルタはまだまだシャンパーニュに遠く及びませんが、まだ飲まれたことのない方は是非一度お試し下さい。すぐにその虜となること請け合いです。そしてその美味しさを、来店されたお客様に伝えて頂けるようになれば、さらに日本での「フランチャコルタD.O.C.G.」の知名度が上がっていくのではないでしょうか。


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