- 第125号 こだわり通信
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2013.12.1
【今月の目次】
- 今月のこだわり
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いつもお世話になっております。
先日11月20日、ソムリエ試験の合格お祝いを開かせて頂きました。
今回で3回目の『ソムリエ試験対策講座』でした。
僕が柴田屋に入った頃(今から19年前です)、新規のお客様の開拓をしていかなくては会社の存続も厳しい状況でした。しかし、既にお取引きのある酒屋さんがあり、中々思うように行きません。そんな時、あるお客様に教えて頂いたのが、「自分達が売りたい商品を勧めていないか?」「お客様のためになっているのか?」でした。このままではダメだ、お客様のお役に立てる酒屋になりたい!お客様のご繁盛のお手伝いができないだろうか?このお客様の一言で、商売に対する見方が180度変わりました。
その後、「シバの日」と「こだわり通信」を始めました。今から10年前です。そして日本一お客様から喜ばれる酒屋になるには、一番難しい「ワインがちゃんと提案できる酒屋」しかない!と思い朝礼で「ワインアドバイザーになる!」と宣言しました。そして社員達も喜んで(笑)試験の勉強をするようになり、今では16名にまでなりました。そしてこれからの飲食店様の生き残りを考えた時、やはりワインをしっかり提案できるお店、ワインを安心して飲めるお店が生き残るのではないかと思ってこの企画を考えました。メルシャンの藤代先生には本当に感謝しています。今年ソムリエになった25名の皆様、本当におめでとうございます。これからも柴田屋はお客様のご繁盛を応援する酒屋 を目指していきます。
来年ソムリエになる皆様、是非お待ちしております!柴 泰宏
- 今月のひとり言
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毎度ありがとうございます。
最近飲食店さんの接客がクローズアップされることが多くなってきているように思います。弊社の社長が理事長を勤めるNPO法人 繁盛店への道 の活動で、S-1サーバーグランプリもその最大の祭典でしょう。もう9年目になります。この大会の審査基準は「また会いたい度」。またこの人に会いたい、この人の接客を受けたい、という気持ちで決まります。また会いたいと思ってもらうには、いろいろな要素があると思いますが、まず大切なのはコミュニケーション力でしょう。ではコミュニケーション力を上げるにはどうしたらいいのでしょう。
コミュニケーションには大きく分けて2つあると言われています。言葉によるコミュニケーション「バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)」と言葉を使用しないコミュニケーション「ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)」です。バーバルコミュニケーションは、会話や文字、印刷物など言語的なコミュニケーションのことです。
そして、ノンバーバルコミュニケーションは、顔の表情や声の大きさ、視線、身振り手振り、ジェスチャーなどによるコミュニケーションです。イメージからすると言葉がうまくて、相手を気持ちよーくさせる話ができる人が、コミュニケーション力が高い人と思いがちではないでしょうか?心理学者のアルバート・メラビアン博士という人が、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるか測定したそうです。すると何と話し手の印象を決めるのは、「言葉以外の非言語的な要素で93%の印象が決まってしまう」ということがわかったのです。意外ですよね。言葉による部分は1割にも満たない、7%しか相手に伝わらないのです。
よく相手の考えていることが顔を見ただけでわかることってありますよね。これもまさしく顔色に出ている気持ちを感じ取っているということなのです。相手の目に映る第一印象は表情や身だしなみです。ですから、肯定的な表情や笑顔の良い表情は誰からも好かれることにつながります。また、身振り手振りを大きくすると実感が あり説得力が生まれます。逆に、顔が無表情になったり、身だしなみが整っていなかったりしたら、本当に伝えたい情報が相手に伝わらなくなります。コミュニケーションにおいて最も大切なのは、言葉を使わないノンバーバルコミュニケーション。相手に良い印象を持ってもらい、もう一品注文をしてもらったり、再来店してもらったり、お店のご繁盛に是非活かしてください。(私も気をつけます。)
視覚情報 (Visual)-見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線・・・55%
聴覚情報 (Vocal)-声の質(高低)・速さ・大きさ・テンポ・・・38%
言語情報 (Verbal)-話す言葉そのものの意味・・・7%柴 健宏
- お客様応援室より<再構築2>
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皆様、師走です。お身体に気をつけてより良い新年をお迎えください。
章は「再構築」に戻ります。【理想のお店】と【現在のお店】に差があると感じたときが再構築のチャンスであると2ヶ月前に書きました。 さて、「差」=GAPの原因は何にあると思いますか?要因は様々でしょうが、大きく捉えると人と物に必ずあります。こう考えると、GAPの原因は見つけやすいのではないでしょうか。原因が特定できれば解決、改善方法はおのずと限られてくるもの。解決、改善方法を選定して、それに優先順位を付けて誰が行なうのかを明確にすれば解決はされていくはずです。
その根源である【理想のお店】というイメージがなければGAPは見つけられないのですが、この【理想のお店】を持たぬ経営者や店長は、問題(客数減・売上減)が起こると、直ぐに販促に走ります。これは愚か者の選択です。お店はお客様にどう来てもらえるかより、どう帰っていただくかの方が大切であることを認識していただきたいと思います。あなたの【理想のお店】では、誰に喜んでもらいたいお店ですか? このそもそも論も考えるチャンスです。お店を開業したときの想いを思い返すチャンスです。次号もこの章の続きです。解決、改善方法はどの ように発想したら良いかを問いたいと思います。
11月6日から12日まで、経済産業省の支援を受けて、バンコクとシンガポールでおもてなしセミナー」を行なってきました。
バンコクでは、柴田屋タイランドが主催となって運営、告知を行ないました。バンコクでの日本食レストランの幹部スタッフが集まり、とても高いモラルとモチベーションでセミナーを行なうことができました。ロールプレイングをたくさん行なったのですが、当地のスタッフのレベルの高さに舌を巻きました。日本に連れて帰りたい方がたくさんいました。共に日本のサービスへの高い関心を感じてまいりました。
日本の飲食業は世界一です。
- キュベ絆解禁<販売店にうかがってきました>
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沼袋 焼肉 フジヤ様
11月発売の柴田屋オリジナルワイン「キュヴェ絆」今回はその原料となるブドウ収穫にご参加頂いた飲食店様から、沼袋にあります「焼肉 フジヤ」様を取材させてもらいました。リリースしてからわずか数日ですが、すでにご購入したワインの半数を売り切ったとのこと。今すぐ飲みに行かなければ味わえない「旬」の魅力もキュヴェ絆の魅力です。
収穫&ワイナリー見学の際に撮った写真を使って手作りポスターを作成していただきました。沢山購入頂いたボトルの半分以上はリリースから数日内に売りきったそうで、この限定感がいいですね。
暑かった夏のおかげでブドウの色付きが良く、ワインもほんのりピンクになりました。
一昨年、去年とも違う出来を実感出来るところが継続的な企画の面白さだなと思います。
今年もキュヴェ絆を皆様よろしくお願いします。新橋 Okei様
キュヴェ絆 ワイナリーツアーにスタッフ4名で参加された新橋 Okei様にお邪魔しました。
勝沼に収穫に行ってすぐに店内に告知し、解禁迄に予約を取る活動をされて11月2日の解禁から、3日で残りわずか1ケースということでした。毎年の事ながら、流石です!
今年の絆は甲州の色付きが良くほんのりピンクがかり、酸味もしっかりあり、お料理との相性が抜群です!
皆さんもチャンスがあれば、是非とも行って味わってみてください。
いつも温かい雰囲気の中で、美味しいお料理と美味しいワインでおもてなし頂き、ありがとうございます。中野 ワイン蔵 BANKAN様
今日はキュヴェ絆にご参加頂いた中野南口の「ワイン蔵 BANKAN」様に行ってきました!
11月2日解禁のキュヴェ絆はBANKANさんでも大好評!
写真はついつい飲みたくなりますね!うーん!今年の絆は甲州の赤い皮の色が良く出てグリドグリの様です。
なんと2012ヴィンテージのものと飲み比べさせていただきました!
垂直テイスティングが楽しめるなんて!感動です!
まずは「北海道産しばれ生ハム」とキュヴェ絆で!
国産ワインにこだわったお店では、まさにキュヴェ絆は抜群のアイテムでした。自分達で体験したワインはお客様からの反応も良く大好評との事!
来年も是非よろしくお願い致します。ご馳走様でした。
- 専務がゆく<酒蔵探訪>〜山形県 楯の川酒造
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先日、山形県酒田市にあります楯の川酒造さんに伺いました。当日ご対応いただいたのは、六代目蔵元の佐藤 淳平社長です。何と佐藤社長 35歳! バイタリティー、発想力、行動力にあふれた社長さんです。酒蔵をご案内いただいたのですが、驚きがいっぱいでした。
まず、造っているお酒は全量 純米大吟醸。(800石)初めて聞きました。そしてこだわりはまず、ほとんどのお米を契約栽培で作っています。(出羽燦々60%、美山錦30%、山田錦10%は兵庫から)その上、より良い状態でお米を磨くため自社精米を取り入れています。麹作りの環境整備にもこだわられていて、麹室の中の作業台が密閉式になっていて湿度と温度がより正確に維持できるようになっています。酵母は、自家培養されています。(山形KAと1801)絞りもヤブタ臭と言われるゴム臭のようなものがつかないように樹脂素材のものに変えています。火入れも長年瓶燗をされていたようですが、より効率的且つお酒の風味を生かす工夫として、プレートヒーターで行い、お酒の受けるダメージを軽減されていました。まだまだあげればきりが無いのですが、いやー「さすが!」の一言です。
さらにご存知の方も多いと思いますが「子宝シリーズ」としてリキュールも数多く商品化されています。(900石)山形県が果物の名産地という地の利を生かし、地元で取れた厳選果実を使用し丁寧に作られています。最近では、海外への出荷も増えてきているようで、柴田屋酒店が出店しているタイ バンコクにも送られていました。(出荷 県内25%、県外60%、海外10%)より美味しく、より楯野川らしいお酒を醸すため、随所にこだわりが感じられ、ワクワクすることばかりです。お客様目線で酒造りに取り組まれている、とても良心的な酒蔵さんでした。
こういう酒蔵さんと一緒に柴田屋酒店も日本酒文化を伝えて行きたいと思います。佐藤社長どうもありがとうございました。
皆様、是非お買い求めいただき、商品のクオリティと価格のバランスを確認してみてください。驚かれると思います。宜しくお願いいたします。柴 健宏
- サポート企業紹介 【古田土税務会計事務所】
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毎度ありがとうございます。今回お薦めいたしますのは、弊社も大変お世話になっています、ご存知 古田土会計さんです。
「日本中の中小企業を元気にする」 をビジョンに掲げ「経営計画書」と「月次決算」を使い多くの企業の応援を日々されています。
古田土会計とは・・・
営業活動をせずに口コミだけで年間100件以上のお客様との新しいお取引が増えている、日本一元気な会計事務所です。
「どこに手を打てば利益ができるのか、お金を残すことができるか」を『月次決算書』を使って、分かりやすく伝える説明力と、「会社の方向性と社長の想いと社員の考えを一致させるため」の『経営計画書』の作成指導に定評があり、現在お客様の件数は1800社を超えます。 また、併設している〈社会労務士法人エムケー人事コンサルティング〉では、会社を守るための『労務サポートサービス』を展開。
会計だけでなく、人事も含めて中小企業を総合的にサポートしています。
- 飲食店様向けセミナーのご案内
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古田土会計では、お手伝いしている200店以上の飲食店様から得たノウハウを集約し、飲食業に特化したセミナーを展開しています。
会場:税理士法人 古田土会計 2Fセミナールーム
(東京都江戸川区西葛西5-4-6)
東京メトロ東西線西葛西南口より 徒歩3分
料金:無料
お申込み:お電話にて会社名と参加人数をお伝えください(担当佐藤篤)。
TEL:03(3675)4932
内容:
【第一部】14時〜15時『お金が溜まる強い飲食店の作り方』
【第二部】15時10分〜16時10分『「会社を守る」就業規則・給与規程の作り方<飲食店版>』
【第三部】16時10分〜16時30分 質疑応答
日程:
<12月開催> 2013年12月5日(木)
<1月開催> 2014年1月21日(火)
<2月開催> 2014年2月18日(火)
- こだわりの良店 秋冬こだわりメニュー
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銀座 ヴォーノヴォーノ様
食欲の秋ですが、コース料理の中でも旬の食材がつづくと季節感がありますよね!
今回は銀座のイタリアンに伺いました。ポルチーニ茸のパスタ、間もなく旬を迎える金目鯛のスープ仕立て、トレンティーノのスプマンテ達とのマリアージュもなかなかでした。落合 BAR CASK 様
落合駅近くに佇むBAR CASK様。 落ち着きのある大人の空間。
ついつい時間を忘れてしまいそうです。 今日のリクエストは季節を感じるカクテル、青森産のフレッシュスチューベンを使用した一杯。一つ一つ、丁寧に果実を選んで、ボストンシェーカーでシェイクしました。秋の深まりを感じる一品です。中野 ちゃりんこダイニング 雛家 様
今日は季節を感じられるメニューを沢山食べられましたのでご紹介します。まずお通しです。キノコのポタージュ、あんずとクリームチーズ。お通しとは思えないクオリティです。
お店のレベルの高さを感じます。秋茄子の煮びたし、秋刀魚の塩焼き。 油がのって美味しかったです。秋の味覚を存分に味わいました!
- 第4回 柴田屋酒店ソムリエ試験対策講座
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第3回ソムリエ試験対策講座も無事に終了し、25名の合格者を輩出する事が出来ました。第1回10名、第2回12名、第3回25名と合格者も順調に増え、嬉しい限りです。
この勢いのまま来年も第4回を開講させて頂きます。
今回も講師はシニアワインアドバイザー藤代先生(メルシャン社)です。教え方、押さえるつぼ等に益々磨きがかかっています。実際にソムリエになった方々の声で一番多いのが、「自信を持ってワインを薦めるようになった。」「お客様が安心してくださる。」ということのようです。ワインに携わる方が、よりワインに興味を持ち好きになり、その想いをお客様に伝えて商品が売れる。とても良いことだと思います。
是非、今年もチャレンジしたい方のご応募を心からお待ちしております。参加資格:柴田屋酒店とお取引がある飲食店様に従事されている方。
費 用: 2万円(教本、参考書の他、全8回の教材費会場代です)
定 員: 80名
ご参加希望の方は、早目に弊社営業担当者までお申し付けください。【スケジュール】
1/30(木)第0回傾向と対策合格に対するポイント
2/27(木)第1回酒類飲料概論
3/27(木)第2回フランス一般/ボルドー
4/24(木)第3回ブルゴーニュ/フランスその他
5/29(木)第4回イタリア/ドイツ 中間テスト
6/19(木)第5回スペイン/ヨーロッパその他
7/10(木) 第6回アメリカ/南米/豪/日本
7/31(木)第7回ワインの管理・販売・鑑賞表現法 最終模擬試験
9月未定 最終回 (未定)2次試験対策・デギュスタシオン・ポイント皆様のご繁盛と 笑顔のために!