- 第37回 チューハイの語源
- 2006.8.8
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こんにちは、柴です。夏になりましたね!暑い!ムシムシ。いやだなぁと思いながらも気持ちいいのはなぜだろう?寒い冬も好きだけど、夏も良いですよね。元気に夏を乗り越えましょう!
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「最近良く見るリアカー」
うちの近くでは毎日見かけるようになりました。リアカーに豆腐を積んでラッパを吹いて町を練り歩いています。この会社の社長は言います。お客様を捕まえるのではなく、お客様とたくさん世間話をしなさいと。お客様は高齢者の方が多いのです。おばあちゃんは会話の中にふれあいを求めいているのです。懐かしいのに新しい販売方法ですよね。
「やっぱり人でしょ!」
先日、ある人のセミナーに行く機会がありました。そのセミナーで私は感動をし、サービス業の魅力にとりつかれました。もともとサービスマンとして仕事をしていた私ですが、今回のお話を聞いてもう一度あの仕事に戻りたいと感じました。自分のしてきたサービスと思っていたサービスが自己満足でしかないものに感じました。お客様を喜ばせるということをしてきたということや、当り前のようにお客様に対してしていた束縛が間違っていたのです。そんなことを2時間たっぷり思い知らされるセミナーでした。
もちろん、おいしい食事、日常ではない内装は、あれば満足することはあると思います。
しかし、それを良くも悪くもしてしまうのが、サービスマンではないでしょうか?
これは、飲食業だけにとどまる話ではないと思います。有名ブランドの商品や高級感あふれるデザインがあったとしても、その商品を扱う店員が事務的で冷たい応対をしてはその商品は売れないのです。単純にお客様を喜ばせましょう!そのやり方はたくさんあります。結果もそれぞれ違うでしょう。でも、ちょっとした一言だったり、ちょっとした行動で人は感動したり、喜んだりします。
どんなことかというと、自分ではあまりしないこと、できないことをされると感動します。たいしたことではないのです。恥ずかしいからできないとか、面倒臭いからやらないとか、普通はそんなことしないとか、行動の中に勝手に作ってしまってる線があるのだと思います。その線を越えた時は、その人は感動を生むことのできる人になると思います。
その線を越えると周りの環境さえも変えてしまうのです。
そんなふうに自分がなったら、すごいじゃないですか!さあ、行動してみませんか?
- 柴田屋酒店 柴寛宏
- チューハイの語源
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最近のコンビニやスーパーのアルコール売り場では、かなりの面積を占めるようになって、すっかり人気の定番アイテムとなっている“缶チューハイ”。
若い女性も気軽に買っていくのが人気の秘密ともいわれておりますが、そのなかに“チューハイ”の語源を正しく知っている方は少なくなっているようです。
皆さんはチューハイの語源をご存知ですか?
宝酒造の調査によると語源を知っていた人は約3割。しかもその大半が40代以上で、若い人ほど知らない人の割合が高かったようです。
『チューハイ』は『酎ハイ』と書くように、もともとは『焼酎ハイボール』の略。焼酎を炭酸水で割った飲み物です。
ところが、現在、市販されている缶チューハイの多くは、焼酎ではなく、ウォッカが使われているのです。今度、機会があれば、缶の成分表記を見てみて下さい。“ウォッカ”と書かれているはずです。
ウォッカを使いながら『チューハイ』で売られているのは、おかしいのでは・・・?と言う声もあるかもしれませんが、『チューハイ』の語源は『焼酎ハイボール』からきているが、『チューハイ』の定義がはっきり決められていない為、メーカーではウォッカを使用しても問題はないと判断しているようです。
そもそも焼酎ではなく、ウォッカを使うのは、レモンやグレープフルーツなどの果汁のフレッシュな味をより生かすためだといいます。
実際、焼酎を使った本来のチューハイと、ウォッカを使ったチューハイを発売しているメーカーでは、ウォッカを使ったチューハイの方が、売れ行きは好調のようです。缶チューハイの一番人気は、キリンの氷結シリーズ。成分表記を見てみると“ウォッカ”としっかり表記されています。ちなみに宝酒造の人気シリーズのcan−chu−haiは“焼酎”ベースなので、興味のある方は飲み比べてみてはいかがでしょうか?
柴田屋酒店 深田良一