- 第134号 こだわり通信
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2014.9.4
【今月の目次】
- 今月のこだわり
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いつもありがとうございます。
今月から柴田屋は46期を向かえています。そして来年は創業80周年を向える年でもあります。
これも皆様のおかげです、ありがとうございます。今期から新しい部署を立ち上げました。それは「お客様サポートセンター」です。今までも、お客様からのご連絡を如何に早く正確にご返事できるか?を考えて社員教育をして参りました。しかし、営業しかわからない、折り返しが遅い、など改善が必要でした。そこでこの「お客様サポートセンター」で、物流面、営業面、経理面などのご質問やお問い合わせに対して、その場でお答えできるようにと準備して参りました。今月からスタートですので、まだまだだと思いますが、今後少しずつこの一次対応力を高めていき、皆様のご不安やお悩みに、即座に対応させて頂きたいと思います。
新しいスタッフも入り慣れないこともあるかもしれませんが、これからも『お客様のご繁盛を応援する酒屋』を目指して挑戦していきます。今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
柴 泰宏
- 今月のひとり言〜ランチェスター戦略
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毎度ありがとうございます。
今月9月から、柴田屋酒店は46期目を向かえ、新たなスタートを切りました。新しい経営計画を立て、方針を決め、戦略を練り、役割を決め、今年もコツコツと着実に進めて行きます。
今回も経営計画書を作成するにあたり、社長以下経営幹部で45期の振り返りをし、出来たことと出来なかったこと、良かったところと悪かったところを明確にして、良かった理由と悪かった理由を分析しました。日頃は当たり前にしていたことや、こうあるべき、と新たに始めたことなど、いたるところに理由が隠れていて、年に一度の振り返り分析の大切さをひしひしと感じました。
それを受け今期46期はどこに力を集中し、いつ誰が何をするのか?を決めました。
やることだけでなく、やらないことを決めることも大切ですね。適財適所、最強の布陣で今年も突っ走ります!
ここ数年こういう経営的観点で会社の方針を考えるときに、良く持ち出されるのがランチェスター戦略です。皆さんの方が良くご存知だと思いますが、柴田屋酒店は確実に「弱者」の戦略です。ということで、弱者の基本戦略「差別化戦略」「一点集中」「局地戦」「接近戦」でいきます。今年度も柴田屋酒店は、絆を大切に、お客様の成長と幸せのために挑戦し、飲食業界の発展に貢献します! 宜しくお願いいたします。
柴 健宏
- 業界ニュース 〜ご繁盛のヒント〜
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日本酒の特徴、外国人客にどう伝える!?
海外での日本酒人気の高まりに加え、六年後に東京オリンピックが控えています。それに伴い外国人客に対応する機会も増えると予想されますが、どのようにメニューを説明するか、悩みどころではないでしょうか。今回は将来の需要に備え、「英会話勉強会」に取り組み始めた飲食店様の例を簡単にご紹介いたします。ワイン用語も使って簡潔に
外国人の多くはワイン用語に馴染みがあります。この感覚に合わせ説明することも大切です。たとえば芳醇な、を「mellow」と表現したり、甘みの表現の一種に「toffy」を使うといったことです。一番大切なのは【何を伝えるか】
英語を使って日本酒の造りを説明してくださいと言われたら、どうしますか。
造り方のひとつである山廃生酛は、日本人にも理解してもらうのは難しい言葉です。それを英語で説明となるとなおさら難しいことでしょう。そこで大切なのが、何を伝えるかということになります。ここで伝えるべきことは山廃生はいで造ると味わいがどうなるかということです。造りの専門的な説明ではなく、造り方全体の位置づけや特徴から、味わいを伝える方が理解してもらえます。要点のみを簡潔に
日本酒を英語で説明するには、できる限り簡潔に、要点のみ話すことを心がけるといいでしょう。
また、言葉以外にも、メニューに米や稲の写真を入れて原料を説明する、日本地図で産地を伝えるなど、視覚から入る情報で説明するのも伝わりやすくなる一つの手ではないでしょうか。
- 社長がゆく
〜社長が肌で感じたイタリアの最新情報をお届けします〜 -
6月29日〜7月4日までイタリアに行って来ました。今回もミラノ2日、フィレンツェ1日、ローマ1日と弾丸ツアーでした。 目的は昨年設立したShibataya Italy のこと。 イタリアにおける日本酒の輸入販売 について。まだ見ぬイタリアのお酒 の発掘。日本大使館主催のイベント の打ち合わせ。日本の外食企業の可 能性など。
ミラノは町中が来年のミラノ万博のデコレーション!今回のテーマが「食」ということだそうで、何やらチャンスの匂いがします!
そして、ホントにクラフトビールが流行っていますね!イケテルお店にはみんな置いています。
ミラノはドンドン和食店が増えています。最近オープンした日本人経営の和食店「BASARA」。もうあと2店舗出すというウワサです。ただ残念なことに、中国人や韓国人経営のお店が多いのが現状です。あまりこういうことを言うのはどうかと思いますが、本物の和食を知らず、高いお金を払って、黄色に変色した日本酒を飲み、「これが和食なんだ」とイタリア人に思われたくないですね。日本の本物が、もっともっとでていかなければいけません。
だから、柴田屋ではイタリアへの展開を応援します!もしご興味のある方は、遠慮なくご連絡ください。
ローマでは、エノテカさんでイタリアンと日本のお酒のマリアージュを楽しみました。ソムリエールのイザベラさんは週末にはワインやオリーブオイルのテイスティングセミナーを開催していて、この機会に日本酒にもチャレンジしたいと言っていました。今月末(7月22日〜23日)に行われるイタリア日本大使館主催のイベントに柴田屋が日本酒で協力します。通関や当日の運営についてまた今後のSHIBATA Italy のヴィジョンについても話を聞いてもらいました。
今回のイタリア視察では、まだまだ今まで知らないことをたくさん知ることができました。それにより、スピードアップや戦略の落とし所が少しわかったような気がします。ま、やってみなければ何もわかりませんが。
柴田屋の可能性や日本酒の可能性もさることながら、イタリアにおける日本の外食の可能性、日本人の可能性を更に実感しました。
みなさん、イタリアに行きませんか?
- サポート企業紹介
株式会社AMコンサルタンツ
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今回ご紹介するのは、飲食業界人のための情報を集めたポータルサイト「飲食業界.com」の運営をはじめとする飲食業界の総合コンサルティング会社、株式会社AMコンサルタンツ様です。「飲食業界.com」とは、飲食店とメーカー・卸業者を結びつけるサイトで、月間ユニークユーザー数約55,000人を誇ります。
〜飲食業界.comの特長〜
1.旨味得集
飲食業界.comの超人気コンテンツで、読めば得する旬な情報満載のオリジナル記事です。
2.キーワード検索機能
探しているものを一発検索します。業界限定の検索ですので、欲しい情報がきっと見つかります。
3.飲食業界ニュース
業界内ホットニュースを毎日更新していますので、これを読めば飲食業界の「今」が分かります。
4.一括お問合せ
探しているものを比べる機能で、カテゴリーごとに問い合わせも可能です。比較も簡単に行えます。また、AMコンサルタンツ様が主催する飲食業界人のためのワイン・ドリンク展「World Foodians 2014(@池袋サンシャインシティ 文化会館4F)」が10月22日〜23日で行われます。ワイン・ドリンクを中心としたメーカー・インポーターが約150社集まり、最新トレンドの発信や、試飲商談会を行います。その他飲食店経営に役立つセミナーも予定しておりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
飲食業界.com
World Foodiansワールドフーディアンズ 2014
※柴田屋酒店屋も出展いたします!
- インポーター試飲会情報 9月
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◆9月2日 (火) 13時〜17時
メルシャン株式会社様 主催
【2014メルシャン 秋のおすすめワイン試飲会】
会場:第一ホテル東京5階 ラ・ローズ
東京都港区新橋1-2-6
申し込み先:Tel 03-3639-6171 Fax 03-3639-6177
担当:メルシャン株式会社 首都圏統括支社 営業企画部◆9月4日 (木)10時〜17時
◆9月4日 (木) 13時〜17時
株式会社モトックス様 主催 【
モトックス 東京グランド試飲会】
会場:第一ホテル東京5階 ラ・ローズ
東京都港区新橋1-2-6
申し込み先:Tel 03-5771-2823 Fax 03-5771-2824
担当:永田
日本リカー株式会社様 主催
【日本リカー総合試飲会】テタンジェセミナー ルイ・ジャドセミナー(先着申し込み順 1社1名様限定)
会場:帝国ホテル 桜の間
千代田区 内幸町1−1−1
申し込み先:Tel 03-5643-9770 Fax 03-5643-9779
担当:菊地◆9月10日 (水) 11時半〜16時半
株式会社飯田様 主催
【秋の試飲展示会 】約240アイテムと来日生産者6社を 迎えて
会場:帝国ホテル 本館2階 「孔雀南の間」
千代田区 内幸町1−1−1
申し込み先:Fax 072-923-6892◆9月11日 (木) 13時〜17時
日本酒類販売株式会社様 主催
【日酒販 秋のワイン試飲会】新商品を中心に秋冬向け ワイン100種類ご提案
会場:ホテルモントレ銀座2階 「ル・ソール」
東京都中央区銀座2-10-2
申し込み先:Tel 03-4330-1735 FAX 03-3552-6955
担当:日酒販国際事業本部 (申し込み無しで当日直接訪問頂いても問題御座いません。)
- 柴田屋酒店 営業部 こだわりの良店
〜私たちが体験したお客様を惹きつけるポイントをお届けします〜 -
新橋:ビストロ オケイ様
ビストロ オケイさん リニューアルオープンにお邪魔させて頂きました。 以前より凄く変わったファサードは、片寄社長の前職場の同僚の方が描いたものです。お店へと続く階段には、柴田屋がお酒を届けているシーンも描かれています。人の繋がりを大事にされる片寄社長らしいですね。
自家製パンも、前菜も、フランスの鉄鍋ストーブを使って造られる料理の数々も、とにかく出てくるものどれもこれも絶品で、目玉のメニューがどれとは、とても決められません。もし、おすすめの料理は?と聞かれたら「全部です。」と答えてしまうでしょう。
繁盛されている中で、顧客満足とスタッフ満足を考えての、2軒を1軒にする改装を英断された片寄社長の商売に対する真剣さと、関わった人たちへの思いやりを常々感じます。この姿勢がご繁盛に繋がるのだといつも勉強させていただいています。ありがとうございました。
渡辺恵比寿:ポルトベッロ様
7月に恵比寿にオープンされたポルトベッロさんへ伺いました。 表通りから1本裏道に入った、隠れ家的でお洒落な一軒家レストランです。
なんといっても若くて元気で爽やかなこの三人が魅力です。六本木の超繁盛店から独立されたオーナーは若干30歳、ソムリエとシェフは20代です。その若きシェフが作る料理がまた旨いのです!
しっかり食事をしたいタイプの私も、大満足の味付けとボリュームでした。 お店の雰囲気、料理とワイン、この三人のセンスとこだわりが、随所に感じられる素敵なお店でした。 ぜひ足を運んでみてください。
北爪