- 第58回 こだわり通信
- 2008.5.15
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【今月の目次】
・こだわりの良店紹介「立呑み金魚」
・こだわりの酒蔵見学会
・「お客様応援室」より〜「販促」ってナニ?毎度ありがとうございます。
礼儀とは、体で表す言葉である。
柴田屋酒店には『当たり前のことができる会社にして業界一の元気で明るい会社にする。』という『柴田屋の基本』というものがあります。 その中の1つがあいさつ(礼儀)です。 今回はこのあいさつ≠ノついて書かせていただきます。お辞儀とは、日本が世界に誇る最高の礼儀である。
言葉と体が連動し、言葉どおり心を込めてお辞儀をする。礼儀正しい人を見るとその人の教養、人生、友人、会社が自然に伺えるものである。
社会生活で礼儀、挨拶は当たり前のことである。朝は「おはようございます」。何かをしてもらって「ありがとうございます」。これは自分以外の人たちへの心の伝達である。
特にお辞儀は、礼儀の象徴であり深く頭を下げ、自分は無抵抗ですよと言うことを相手に示している。つまり形として「私はあなたを信じ、何をされてもいいです」。また「私はあなたに危害を加えません」ということを表している。このような形で自分の相手方への信頼、感謝、尊敬などの意味を伝える。
お辞儀は誰もが自然に身についているものではないので訓練が必要である。訓練さえすればすぐ出来て一生自分のものになる。
どうせやるならキチンと相手に伝わるように大きな声、笑顔、声と動作を連動してキビキビやりましょう。柴田屋酒店 柴健宏
- “KODAWARI”の良店紹介
東京荻窪「立呑み金魚」 - 皆さん、こんにちは!!! 今回担当をさせていただきました営業課の西田です。 日頃は大変お世話になっております。 今回のこだわりの良店のご紹介は、JR荻窪駅北口の真横にあります「立呑み金魚」さんです。
こちらは、一見最近良くある普通の立呑み屋に見えるのですが、実は日本の立呑み屋とイタリアのバール、スペインのバルを融合させた画期的で魅力的なお店なんです。その上、ただ真似ているだけでなく、リーズナブルで十分に納得のできる内容となっているのです。 レトロな雰囲気の店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、こだわりのハモンイベリコの生ハムと、パルミジャーノのチーズ塊です。(これがめちゃめちゃうまいんです!)
他にも、ラムユッケはここでしか味わえない逸品で、ラム肉は痩せる効果もあると女性からも大人気です。遊び心溢れる天井裏の個室は、隠れ家的にわいわい仲間と語らうには最適。生ビールもヒューガルデンとエビス黒生、黒ラベルと充実していて、1人でもよし、気のあった仲間と行くもよしと気軽に来られるお店を演出しています。 是非皆様も荻窪へいらっしゃる際には立ち寄ってみてください。
柴田屋酒店 西田 浩二
- こだわりの酒蔵見学会
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下北沢を拠点とし、素材にこだわり、楽しく元気で気持ちのいい接客に定評がある、≪ジャックポットプランニング≫の皆様と、4月22日にジャックポット様でも取り扱い頂いていて弊社がとても親しくさせていただいている『永井酒造』様(群馬県利根郡川場村)へ酒蔵見学へ行って参りました。
先人達が積み上げてきた伝統を守りながら、酒造りに新しい風を送り続けている、ここ数年めざましく躍進されている蔵で、今回の見学会でも驚きと感動をうけました。銘柄としては、『水芭蕉』と『谷川岳』という2大ブランドがあり、年々原料と造りにこだわりながらドンドンおいしくなってきています。見学が終わった後、元々百十数年酒造りが行われてきた旧酒蔵を改装し、アンティークで囲炉裏を囲んで食事の出来る、めちゃめちゃ良い雰囲気のお食事処と売店として生まれ変わった『古新館』。にて食事をいただき、益々永井酒造が大好きになって帰ってきました。
皆様も是非お取り扱いいただきたいと思います。
- 「お客様応援室」より~「販促」ってナニ?
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こだわり通信愛読者の皆様、おはようございます。 FRデニーズの閉店、マクドナルドのFC化推進のニュースはインパクトがありましたね。マックのFC店に興味をお持ちになった方も多いのではないでしょうか。まあ、1店舗だけ加盟するということはできなくて、エリアごと買い取る形ですから最低でも20億円は用意しなければならないそうです。それでも問い合わせ殺到とのこと、凄いですね。もうひとつは大坂の「くいだおれ」の閉店ニュース。これはお店とお客様と従業員が一緒に年を取って一緒に終わっていくというイメージではうらやましい終わり方のように思います。従業員数150名、年商7億強、年間9千万円程の赤字だそうです。店名とくいだおれ太郎人形は一体いくらで売れますかね。 さて本題です。お店で販促を行って、販促をしよう(しなければ)と考えた時点での売上(客数)と販促後の売上(客数)を比べたときに販促後の方が落ちている。せっかく販促を行ったのに結果に結びつかない原因はどこにあるのでしょうか。
販促を行う → お客様が来る → 急に忙しくなる → お客様をお迎えしてファンになってもらう態勢になってない → 元々いたお客様も騒がしくて嫌になる → 販促が終わる → お客様が散る
販促を行わなければならない状況(周年とか感謝販促は別です)になった、「お客様が来ない」原因は、販促を行ってその後お客様がリピートしない原因はどこにあるか考えていますでしょうか。 販促を行う前には絶対にお店を再確認することが必要です。お店の売上を上げる一番の手段はリピートするお客様を造ることです。お店を好きになってくれたお客様が更に新しいお客様を連れてきてくれる。こうでなくてはなりません。お店の態勢が整わないのに販促を行うのは根本的に間違いなのです。ではどうしたらよいでしょうか。いい機会ですお店を客観的に評価し直し、立て直す良い機会にするのです。
お客様とお店の接点、〔品質・接客・清潔さ〕をチェックしましょう。自分自身がお客様になった意識を持って、入り口から入って、食べて、飲んで、お客様とまったく同じようにお店を観てみましょう。お客様の視点にならなければなりませんからお客様と同じ行動を取らなくてはいけません。普段は立って仕事をしていると思いますが、客席に座ったらいつもと違う光景が見えると思います。その中で問題点を探し出し改善していくことです。 スタッフの意識を変えていくことです。紙面が尽きます、次回販促を行う前のステップを具体的にお話ししたいと思います。
最後にちょっとキツイことを・・・・ お店を見直そうと申し上げましたが、そもそも販促を行わなければならない状況になった原因があるはずです。 店長はそれに気がつかないからそういう状況になるのではないでしょうか。店長自身が状況を見られないスキルしかないのならお店をチェックするといっても何が見つけられるでしょうか・・・・・。 言い訳と人や外的なことに原因を求めるだけになるような気がします。 ここは思い切ってアウトソーシングして覆面調査を入れるとか、知り合い(厳しく言ってもらう必要がありますが)に頼んでお店を利用してもらうとか、もちろん柴田屋でも若干の経費はかかりますがお受けすることができます。
私がこの仕事をしていてよく感じるのが販促を行っている間の客数や売上を気にして、販促後の売上や客数の 動きを販促前と比較、評価しない経営者が案外多いなと思います。 販促によって売上や客数が上がったことに重きがいって、実は販促を行ってしまったことがお店にとってマイナスになってしまう。また、販促後に落ちてしまったことに対して更に販促を継続してしまう。根源的な問題に注意がいかないことが販促中毒の元凶です。 販促を行って、お祭りが終わった後に更に低迷が待っている。この原因はどこにあるのでしょうか。 次回はこの問題に触れたいと思います。ここがクリアできないと販促を行う意義や意味、実行面で言ってもどんな準備を行わなければならないかがはっきりとしないと思います。
お客様応援室 KHM有限会社 出 和樹