＜ロゼワイン試飲会レビュー＞

今回3月11日の試飲会は恒例となった『ロゼワイン試飲会』でした。日本では春の桜の季節が一番ロゼワインが売れる季節です。そこで、少し早めに魅力的なロゼワインを選定して頂きよりおいしいロゼワインをお店で提供して頂きお客様に喜んでもらえる様にと企画し選んでいただきました。そんな中で特に目を引いた物をご紹介させていただきます。

	ドメーヌシュヴロブルゴーニュロゼ　サクラ　 750ml　 シバの日価格1910円【コード無し】　 年に１回サクラの季節に合わせてリリースされる限 定のロゼ！ラベルには桜の花が描かれており、すぐ に売り切れてしまう人気商品　（ビオディナミ）
	ポッジョトンド　ロザート　 750ml　 シバの日価格945円【36086】 フレスコバルディやテスタマッタ、アンティノリなどのエノロゴとして大活躍の天才醸造家アルベルト　ナントニーニ氏が作るワイン！サンジョヴェーゼ１００％のフルーティでバランスの良いワインです。
	カーサヴィニコラ サルトーリピノグリージョブラッシュ　750ml　 シバの日価格805円【79176】　 ピノグリージョから作られる変り種のロゼワインで、きれいなうっすらとしたピンク色で華やかな香りが特徴です。
	リブランディ チロ ロザート 750ml　 シバの日価格1300円【45564】 ガリオッポという葡萄でつくられたワイン。ストロベリーの香りが特徴的なフレッシュでフルーティなワイン。
	シャトーメルシャン　穂坂のあわ 750ml　 シバの日価格1527円【40867】 日本を代表するロゼスパークリング　マスカットベリーＡらしい苺やチェリーの香りが特徴的なバランスのよいワインです。
	シレーニ エステートセラーセレクションロゼ 750ml　 シバの日価格1330円【93105】　 カベルネ フラン100％から作られるフレッシュかつ濃厚なニュージーランドのロゼ。木苺などの豊かな香りが楽しめます。

他にもコストパフォーマンスに優れた美味しいワインが沢山ありました！
今回来られなかったお客様も是非次回はお越しください！インポーターさんの専門知識を沢山学んでお客様に喜んで頂けるオススメが更に増える事と思います。次回の試飲会も是非宜しくお願い致します。ご来場頂きましたお客様ありがとうございました。

西田 浩二

＜ロゼワインセミナーレビュー＞

今回のセミナーは『ロゼワインセミナー』と題しまして、1998年に渡英、ロンドンにてマーケティングを学び、帰国後はメルシャン�鰍ﾅ各国輸入ワインのブランドマネージャー（南米、北米、オーストラリア、シャンパーニュ他）を担当後、2008年より同社にて広告・ＷＥＢ・業務用の販促部門を担当されている、神藤亜矢（じんどう　あや）氏をお招きし開催致しました。45分間の間に話題が盛りだくさんで、あっという間に時間が過ぎるセミナーでした。序盤は、昨今のロゼワイン状況を解説していただきました。本場フランスでも「夏だけの飲み物」と思われていましたが、生産量が伸び、年間を通じて提供できることになったことで市場が拡大しているという現状だそうです。ヘルシーブームにより、お料理もライトになりワインのタイプとしてよりロゼが合う事などこれからのロゼワインの可能性を感じられました。

後半は、飲食店様向けならではという感じで、実際のロゼワイン販促のチャンスを語っていただきました。特に、ロゼワインを使ったカクテルとの併売で杯数をアップし原価率をダウンさせる提案は参加者みんなでメモをしながら興味深く聞くことが出来ました。全体を通して、気さくにロゼワインを語っていただくことでより身近に感じることができ、またご商売の強いアイテムとして今後の活用方法が広がるとても良いセミナーで会ったと思います。 参加していただいた皆様、ありがとうございます。 そして講師の神藤様、ありがとうございました。

倉重 誠

地酒試飲会レビュー＜米の種類別比較＞

毎月行われている日本酒シバの日試飲会。毎回何か主題を決めて行われているのですが、いつもは季節の企画が多いです。その中で今回は違った視点から「お米の品種」というテーマで開催致しました。
いわゆる酒造好適米も様々あります。有名なところでは「山田錦」「五百万石」「美山錦」などでしょうか。ワインでもぶどう品種による味の違いは明確ですが、もちろん日本酒でも違うことでしょう。 蔵元様が集まってくれる柴田屋のシバの日ならではの直接蔵元様の声を聞きながら、お米の特徴を理解して試飲することが出来るのではないか、そういう想いで開催しました。実際に試飲してみると、米の違いがはっきりとしてよくわかったと感じました。 良い企画だったと自負しています。
今回も私が試飲した中で、印象が強かった日本酒を五点ご紹介させていただきます。

	純米ドラゴン３（通称　ドラ３） 純米　1.8L　【2500円】　 今回、セミナーを行っていただいた五代目本田龍祐氏が日々飲みたいお酒を目指し企画したお酒です。山田錦を20％使用しコク味を、五百万石を80％使用し、軽やかさを表現。純米らしさの中に大吟醸の雰囲気をもちます。特約店限定酒。
	いずみ橋　恵（めぐみ）　海老名耕地 純米　1.8L　【2600円】　 酒質の綺麗さを感じるお酒でした。照りのある山吹色はお米の酒であることを実感させてくれます。口中に広がる、ほどよい含み香と旨味、そして心地よい酸味と後口の辛みが味わいを引き締めてくれます。食中酒として、様々なお料理との相性の良さを感じさせてくれました。
	笹祝（ささいわい）亀の尾 純米　1.8L　【2600円】　 特別栽培米・亀の尾１００％使用。『亀の尾』は伝説の酒米とも言われます。まろやかさと膨らみを感じていただける、味わい深いお酒でした。
	金紋両國　船尾灯（ともしび）　特別純米　　1.8L　【2286円】 先月のおすすめ日本酒にも入れさせてもらいましたが、今月も登場です。米の旨みがありながら後味がスッキリとした純米酒です。
	妙高山（みょうこうざん）　 特別純米　1.8L　【2600円】 蔵の杜氏・平田正行氏が自ら育てた五百万石を使い、持てる技術と思いの全てを込めたお酒だということです。瓶燗火入れの後低温で長期熟成させたお酒は、味・香り程よく気品に溢れています。

一つのお米にこだわりをもって作っている蔵もあり、また、仕込みは一緒でお米を変えて数種類出している蔵もあり。特に仕込みが一緒でお米を変えている蔵の日本酒は「こんなにも違うのか！」と感嘆の声があがっていました。

地酒セミナーレビュー＜酒米＞

セミナーは満を持して、現在若手最注目蔵元のひ とりともいえる「龍力」醸造元　本田商店　本田龍 祐氏をお招きして行いました。
龍力は【最高級の酒米を使用する】。お酒の味わいを決めるのは、お米だと考え「そのお米を、誰が、どこで、どのように作るのか」まで把握する、そして最高品質のお米を使用した酒造りをしています。その様な熱い想いのこもったセミナーでした。
様々な日本酒を飲んで、好みの一本を見つけて欲しいと同時に、様々な酒造好適米を味わっていただき、好みの一本、そしてその時の気分でお米を意識して日本酒を飲み分けられたら面白いと感じました。

次回はまた季節の日本酒のご提案。 「夏の日本酒」です。昨今、「夏酒」は市民権を得てきたと思います。時期的には先取りになりますが、比較的低アルコールですっきりとした夏酒は、今年もキーポイントとなると思われます。 今回来られなかったお店様も、是非お待ちしております。参加していただいた皆様、ご来場、ありがとうございました。

倉重 誠

本田龍祐氏　プロフィール
2002年4月　東京農大応用生物科学部醸造科学科卒業　　　
同7月　株式会社本田商店入社　　
出向で酒造経営コンサルタンツ地酒の杜で約2年在籍
2004年　本田商店に戻る　
2013年　専務取締役に就任。
龍力は【最高級の酒米を使用する】　お酒の味わいを決めるのは、お米だと考え「そのお米を、誰が、どこで、どのように作るのか」まで把握する、そして最高品質のお米を使用した酒造りをしています。