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<国産和酒試飲会>
今回のシバの日のテーマは、もう一度国産のお酒を見直そうということで「メイドインジャパン」。 ビール、発泡酒、焼酎、リキュール、ワイン、清酒と16県、19社、39種類のお酒が揃いました。
柴田屋のオリジナルワイン「キュベ絆」のシャトー勝沼様、今度取組む日本酒造りの永井酒造様も出品いただけました。商品として面白いと感じたのは純米酒に漬け込んだ梅酒。梅酒も居酒屋や和食でかなり一般化されてきたと思いますので、飲み口のバリエーションはお客様に伝えやすいように思います。また、日本の果実や日本酒を使ったリキュールについても、上手にカクテルに使用したり、おすすめの方法を考えれば、もう一杯やお客様との会話に役立つように感じました。
ご来場のお客様も色々な種類を試飲できますので、試飲するだけでなく、どうおすすめしたらよいかや、料理の合わせ方、自分のお店に合うか、どう合せたらよいか等々、メーカー様や営業担当との会話が弾んでいたように思います。
お酒の杯数が進まない昨今。決して変化球を多投することが良いこととは思いませんが、お客様が飲んでみようかな、あそこのお店はお酒の種類が色々あって楽しいというのは再来店動機になると思いますので、お客様の嗜好も考えながら新商品や季節商品の導入を柴田屋の試飲会を使って検討していっていただけたらうれしいです。 さあ。5月のシバの日はついにやってきました、田植えです。足腰鍛えておかなきゃ。 ありがとうございました。<国産ワイン勉強会セミナー>
「キュベ絆」にご協力いただいたシャトー勝沼の今村英香専務にワイン造りへのこだわりや勝沼(鳥居平)の特徴などをお話しいただきました。
農園の四季の移り変わりなども入れて葡萄の生育についてご説明いただいたのはとてもわかりやすく 素敵でした。減農薬に取組んだ農園はミミズやモグラがいることなども素人の私には響く内容でした。
また、江戸時代鳥居平の葡萄は将軍家への献上品であったこと。それは江戸までの長い道のりを経ても葡萄の鮮度の高い酸味が損なわれなかったためだったそうで、だからこそ鳥居平の葡萄は長期熟成に耐えられるそうです。
現当主であられるお父様とのエピソードなど、葡萄、ワイン、そしてそれに関わる人々への愛情や想 いを感じるセミナーでした。後半はヴァンパッシオン山本氏の鳥居平今村のワインのテイスティング。白を5種、赤を3種行ないました。説明を受けながらのテイスティングですので、特徴や 違いがとても解りやすく勉強になります。
ありがとうございました。今村英香氏 プロフィール
1988年 山梨英和短期大学卒業 1989年 株式会社シャトー勝沼入社 (葡萄栽培及び土壌管理を行う) 1999年 ワインアドバイザー取得 2007年 鳥居平今村ブランド創設 2009年 山梨大学大学院工学総合研究部付属ワイン科学研究センターにてワイン技術を学ぶ。株式会社シャトー勝沼専務取締役就任。 2010年 ブルゴーニュCFPPAディプロマ取得 現在に至る。