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<自然派ワイン試飲会レビュー>
2月12日は、シバの日の中でも特に人気の『自然派ワイン試飲会』でした。 今回は約90人のお客様にご来場いただき、60種類ご用意した美味しい自然派ワインを試飲していただきました。自然派の魅力も存分に感じていただけたのではないかと思います。その中で何点か面白かった物をご紹介させて頂きます。
シャトー・ド・ゴール カンパーニュ・ブラン 750ml
【シバの日価格1680円】<81703>
洋ナシの熟したような香りが自然派ワインのおいしさを感じさせます。シリル・アロンソ PUR ラ・ブル・ガメイン 750ml
【シバの日価格1960円】<59430>
ガメイで作られたロゼのヴァンムスー。ほんのり甘くアセロラのような酸で気付いたら1本飲んでしまいそうです。ヴァンドペイ デュ ガール デ ガレ 750ml
【シバの日価格875円】<90433>
地元の小学生が書いたカワイイデザインのラベルが目を引きます。無ろ過で果実味もありしっかりしたワインです。オーガニコ ビアンコ ディ シチリア 750ml
【シバの日価格975円】<58504>
ラベルにはてんとう虫が描かれています。てんとう虫は、健全な自然環境の象徴であると同時に、現地では昔から幸運のシンボルとされていて縁起がいいワインですね。Ch クープローズ キュヴェ ラ バスティード750ml
【シバの日価格1210円】
女性醸造家が作る自然派ワイン。自然派らしい優しくて柔らかい口当たりで、ラベルに描かれた青いバラも大好評でした。まだまだ美味しい自然派ワインが沢山ありましたが、書ききれないのが残念です。
年に一度の自然派ワイン試飲会でしたが、皆さん本当に熱心に試飲され、探されていたワインも見つかったのではないかと思います。ご来場ありがとうございました。(価格は税別です)西田浩二
<自然派ワインセミナーレビュー>
今回のシバの日ワインセミナーはAvecJ(旧コスモ・ジュン)の社長にしてドメーヌ・デ・ボワ・ルカのオーナーでもある新井順子女史にお越しいただき、近年益々市場に定着した自然派ワインについて講義してもらいました。毎回大人気のこのセミナーですが、飲食店様の関心の高さを感じると同時に、新井女史のワイン造りに対する圧倒的な情熱を目の当たりにし感動さえ覚える素晴らしい経験になりました。
講義はまず、今注目の若手自然派の造り手、セバスチャン・リフォー氏のワインをテイスティングしながら、それぞれのワインが生まれる土壌の違いと、それに伴う味わいの違いにフォーカスしたものから始まりました。フランスはサンセールの地にて酸化防止剤無添加のワインに挑戦する彼のボトルは、どれも畑から自然派哲学に沿った魅力的なワインでした。その後はボワ・ルカでのワイン造りの事や新井女史の醸造・熟成方法に関する考え等惜しみなくお話して頂きまして、大変盛り上がったのと同時に、また多くのファンが誕生したのではないかと思います。
最後には最近リフォー氏と造っている来年リリース予定?のアンフォラ熟成のワインの話をしていただきました。主に木樽が開発される以前に使われた古代の容器にも新しい可能性を見出す。ワインの未来を追い求める一手段としての自然派の取り組みを、今後も是非飲食店の皆様と共にお客様へ伝えて行けたらと思います。
真栄田義通
新井順子氏 プロフィール
東京生まれ。短大卒後、外資系保険会社へ。退職後、ビール会社のワインコーディネーターに。 90年、東京・青山にワイン教室を開く。96年、渡仏。ボルドー大でワイン醸造学を学ぶ。2年後に帰国。東京・自由が丘に仏料理店を開き、輸入業者のコンサルタントも始める。 02年、「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」でワイン作りを始める。 03年、ワイン輸入会社コスモジュン設立。世界の自然派ワインを紹介。開催日 平成26年2月12日(水) 時間 試飲会 11:00〜16:30
セミナー1回目13:00〜13:45
セミナー2回目14:15〜15:00(各回12名)会場 株式会社柴田屋酒店 会議室
中野区中央5−3−11 柴ビル2F会費 試飲会 無料
セミナー 無料
セミナーは定員24名(各回12名)になり次第締め切らせて頂きます。
恐れ入りますが1社2名までとさせて頂きます。
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<しぼりたて・あらばしり試飲会/日本酒セミナー>
毎月行われるようになりました日本酒シバの日試飲会。
今回は「新酒あらばしり」というテーマで開催いたしました。開催したのは2月17日。蔵元様に聞くと、ちょうど新酒がしぼれて今回の試飲会で今年はじめて出しますとの声も聞かれ、まさに絶好のタイミングで開くことができました。そんな中、できたての新酒をお店様にご紹介という意味を込めて、造りの忙しい時期にもかかわらず九蔵の日本酒が集まりました。もちろん蔵元様も参加してくれました。参加酒蔵様も、初参加していただいた楯の川酒造様や、これからお付き合いが始まる桜顔酒造様、そしていつも柴田屋の定番酒としてお世話になっている酒蔵様と多岐に渡って七蔵に参加いただきました。私も会場で試飲していると、やはりこの時期なのでしょう、酒蔵様と来場されたお店様の会話が聞こえてくると、やはり今期の造りの出来栄えの話しが多かったように思います。造り手の想いや仕込みの話しも含めての試飲は、お客様への説明もしやすく、良いですね。今回も私が試飲した中で何点かおすすめの新酒をご紹介させていただきます。どうぞ参考にしてください。価格は税別です。
雁木(がんぎ)槽出あらばしり純米 1.8L 【2700円】
槽口(ふなくち)から出てきた、そのままのお酒 (原酒)をすぐに瓶詰めした純米酒です。 香りは穏やかで、うっすらと澱(おり)がからんでいます。フレッシュさと米の旨味が上品にミックスされていて、好印象でした。龍力(たつりき)しぼりたて生純米 1.8L 【3500円】
兵庫県特A地区産「山田錦」を100%使用して醸した定番純米酒の限定出荷生酒。低温熟成による果実が熟した様な風味が楽しめる華やかな香りと山田錦の旨みが重なり合う濃醇旨口酒。桜顔(さくらがお)蔵出し一番生特別本醸造 1.8L 【2136円】
今回、初参加の蔵元様より!今期最初に搾った新酒です。搾りたてならではの濃厚かつ新鮮な香りと味わいがある生原酒でした。冬季のみの売り切りゴメンの限定発売酒。妙高山(みょうこうざん)無糖加 新酒 1.8L 【1650円】
地元新潟県産の新米と妙高山の伏流水で醸したしぼりたて新酒です。 旬の新鮮な味わいと若々しい糀香が特徴でした。 こちらも今しか味わえない売り切れゴメン冬季限定のお酒です。竹林(ちくりん)爽風しぼりたて 特別純米 1.8L 【3500円】
伝説の酒米"亀の尾"と酒米の最高峰"山田錦"で醸したお酒です。 しぼったままの純米生原酒なので、原料米の素晴らしさをそのまま味わえます。今回も個性的なお酒が揃いました。
酒蔵様からは、今年も新酒の出足は好調だとうかがいました。年々、季節を意識した限定日本酒の問い合わせは飲食店様からも増えているとのことです。柴田屋酒店としても、定番酒はもちろんのこと、季節限定酒にももっと力を入れていこうと意識を高めた試飲会となりました。
今回来られなかったお店様も、是非お待ちしております!
参加して頂いた皆様には、ご来場、ありがとうございました。
笹祝酒造株式会社 代表取締役
笹口孝明 プロフィール
・昭和23年 新潟県西蒲原郡巻町に生まれる
・昭和45年 明治大学 経営学部卒業
・昭和45年 笹祝酒造株式会社 入社
・平成8年 新潟県・巻町長に就任
・平成8年8月 巻原発・住民投票を実施 (これは日本初の住民投票です)
・平成15年 巻原発建設計画の撤回を表明
・平成16年 巻町長任期満了により退任
・平成16年 笹祝酒造株式会社の社長に就任開催日 平成26年2月17日(月) 時間 試飲会 11:00〜16:30 (フリーテイスティング)
13:00〜15:00(定員16名)会場 株式会社柴田屋酒店 会議室
中野区中央5−3−11 柴ビル2F会費 試飲会 無料
セミナー 無料
※セミナーは定員16名になり次第締め切らせて頂きます。